思い立ったが吉日

下書きが溜まる一方

関ジャニ∞に沼落ちしたロックバンドオタクが村上信五さんに沼落ちした話

タイトルなっが。

こんにちはkimiです。特に待望ではない沼落ちシリーズ第2弾。今回は村上信五さんに沼落ちした話です。本当は沼より湖の方が深いらしいけど『沼落ち』という言葉の響きが好きなのであえてこの表現を使う。身の回りにわんさか底なし沼があるイメージを持って生きております。関ジャニ∞にハマりたての頃、友人に「新しい沼に落ちたわ」と打ち明けたら「あんたは沼の周りをうろついてチラチラ覗き込んでるんだから確信犯だよ」と指摘されました。ぐうの音も出えへんわ。ぐう。出とるやないか。…それでは行ってみよー!*1

 

前記事で関ジャニ∞の中で最初に好きになったのは丸ちゃんだと言いました。それは間違いではないのですが正確に言うと少し違います。なぜなら私は関ジャニ∞に興味を持つ前から村上くんのことが好きだったからです。

 

遡ること6、7年前、私はヒルナンデスと夜ふかしの視聴者でした。特に夜ふかしは初期からの視聴者。謎の筒にカードを入れ、絶対いらんやろという大掛かりな装置にそれを送り込み、電光掲示板に「○○な件」という文字がババーンと出てた頃から知ってる。すぐなくなったけどあれなんやったんほんまに。その頃からマツコさんと一緒にMCを務めている男性を「関ジャニ∞村上信五さん」と認識してはいたもののヒルナンデスのナンボ村上さんと結びつくことはなかった。要するに顔と名前は一致するけど特に関心は持っていない状態。あ!でもあの悪名高いうちわ売れ残り問題回ははっきり覚えている。かっこわるいだの人気がないだのと貶される彼を見て、ファンでもないのに「なんでや!こんなイケメンが人気ないわけないやろが!!」とテレビに向かって一人めちゃくちゃキレていた。

ひとつ自分の中で誇りに思っていることがあるんですが、私村上くんを呼び捨てにしたり馬鹿にしたりしたこと一度もないんですよ。村上くんだけじゃなく他のメンバーも。それは自分の身近にいる人でも遠い世界にいる人でも変わらずにこれからも意識し続けていきたいところです。人に対して敬意を持つこと、テレビが言うことを鵜呑みにしないこと。これはとても大事。

 

話がそれました。まあ平たく言うと自分のタイプではないけど村上くんの顔はイケメンだと思っていて喋りも達者だから好感度は高かったわけです。でもこの時点ではそこで終わってた。生活環境が変わってどちらの番組も観なくなったしその頃からロックバンドにのめり込み始めたので。仕分けは観てた気がするけど如何せん記憶が薄い。

 

そしてそして2017年5月、私に大きな転機が訪れます。関ジャニ∞のメトロック出演。体力と根性がないため普段は絶対に野外フェスに行かない自分が唯一行ったのがこの年のメトロック大阪というのが何度思い返しても面白い。すごいニアピン賞やん。Mステでサプライズ発表したときはリアルタイムで観てました。バンドやってることすら知らなかったから「え!?楽器弾けんの!?」って思った。あとその時は本当に興味がなかったので「大阪やったら良かったのに」とは毛ほども思いませんでした。今では夜ダンの鈴鹿さんの気持ちが痛いほど分かる*2。私もあの時の関ジャニ∞めちゃくちゃ観たかったよ。まあ無事出会えたからいいんですけど。ネット社会のおかげですね。ありがとうtwitterありがとうメトロック。

さて前記事でも述べました通り、私はベーシストを好きになる傾向があるのでロックバンドとしての関ジャニ∞を好きになったとき一番気になる存在は丸ちゃんでした。丸ちゃんまずベーシストとして見た目が完璧なんですよね。ベースってギターに比べてデカくて重い楽器なので上背がある人の方が見栄えが良いんですよ。丸ちゃんは身長が高くて身体に厚みがあって手も大きい。そしてちょっと高めに構えて口を引き結んで端正なお顔を伏し目がちにして弾くでしょ?惚れるに決まってるよね。私が愛するベーシストは2人とも地面につきそうなくらいストラップ下げて弾くからそれもまた新鮮だった。そして見た目だけじゃない、大事なのはその腕前。バンドにおいて要になるのはベースとドラムだと思っています。いわゆるリズム隊。ここが安定していると全体が引き締まる。丸ちゃんのベースは大倉くんのドラムと合わさって関ジャニ∞の音楽を土台からしっかりと支えているように感じました。あと彼らがバンドでやる曲ってベース始まりだったり曲中ベースが効果的に使われてるものが多い。『NOROSHI』『Tokyoholic』『勝手に仕上がれ』等々。それってベーシスト・丸山隆平が信用されているという何よりの証拠じゃないですか。またそのパートがかっこ良すぎて食い入るように見ちゃうんだよな…なんやこれ丸ちゃん沼落ちブログか…(デジャヴ)

だがしかし、これだけ丸ちゃんに惹かれておきながら私は担当を決めかねていました。ジャニーズアイドルを好きになったからには自分も誰々担当だと名乗りたい。他の人はどうか分からないけど、私はこのジャニーズ独自の文化に密かに憧れを持っていました。丸ちゃんは好きだ。でも担当と言い切ってしまうには少し引っかかる。悩んだ末にしばらくの間は「丸ちゃんと村上くんが好き」と主張しながら日々を過ごすことになります。この時期の一番素直な感情がこれでした。

 

私は『目が勝手に追い出したら自担』という自分なりの定義を持っています。その定義に照らし合わせると、メトロック関連の書籍が発売され過去のDVDを集め出したこの頃の自分の視線は確かに2人の間を彷徨っていました。自分でも不思議なんですがしばらく意識してなかったのに村上くんはずっと私の中の上位にいたんですよね。好感度高いままだった。

なんせメトロック出のeighterなのでインタビュー記事が載っている雑誌は大体購入しました。『音楽と人』(2017年8月号)の関ジャニ∞特集も発売日に買って読んだ。その中で印象的だったのは年上組と年下組のバンドに対するスタンスの違いでした。亮ちゃんと大倉くんはもっとバンドを武器として伸ばしていきたいと語っていて、それに対して横山さん、村上くん、すばるくんはあくまで自分たちはアイドルなのでそれを忘れてはいけないというスタンスだった。私はロックバンドとしての関ジャニ∞を好きになったので本来ならバンド推進派の意見に共感して「もっとバンドを極めてほしい」「バンド曲を増やしてほしい」と思うのが自然なはずだった。でも彼らのインタビューを読んで一番心に残ったのは村上くんのこの言葉でした。

 

「音楽好きなメンバーがいて、ミュージシャンの方々とも交流して、楽曲も提供していただいて、音楽的なポテンシャルやアルバムのクオリティを大いに高めていく。これはとてもいいことだと思うんです。でもそれをアウトプットする先に、お客さんがいますよね。僕はその間のパイプ役でないとあかんのかな、と思ってて。好きになりすぎてしまうと、気づかないうちに難しいものになって、お客さんを置いてけぼりにしてしまうので。僕らのコンサートに来てくださる方々のほとんどは、フェスに来る方々とは違いますから」

 

この文章を読んだときに感じたあたたかさを今でも覚えている。改めて読むとグループと自分の立場を冷静に分析した村上くんらしい言葉だと思うんです。でも初めてこの言葉に触れたとき私が肌身で感じたのは彼のファンに対する溢れんばかりの愛情でした。アイドルからこんな風に想われるのっていいなあ。大切にされてるなあ。彼と彼らのファンは幸せだなあ。そう思った。私は村上くんが放つ人の心にストレートに届く言葉の数々が本当に大好きで。それは今もずっと更新され続けています。

 

長いな…すみませんほんとに。お忘れかもしれませんがここまで来ても私はまだ丸ちゃんと村上くんで迷っています。しかしついに!そんなどっちつかずの日々に終止符が打たれるのです。そのきっかけはとある動画でした。

今でも度々バズっているアレ。おそらく数多のパンピー村上信五像に影響を及ぼしたであろう衝撃の映像。そう、関ジャムのPerfume『ねぇ』セッションです。

 

あれは確か暇を持て余していた日曜の午後、「村上信五 ダンス」で検索してたんですよ。そしたらこの動画が引っかかりまして。Perfumeも好きだからひゅー俺得ゥとか思いながら再生したらとんでもなかった。

それまで考え方がしっかりした仕事が出来るかっこいい男の人だと思ってたんです。外見しかり内面しかり『かっこいい』が勝ってた。なのにこの美しいステップはなんぞや。そもそも脚が長い。スタイルめちゃくちゃ良いやん。こんな難しそうなダンス完璧に合わせられるの凄い。というか顔がかわいい。えっ顔かわいいなほんまに!

これが私が村上くんのダンス及び外見の新たな魅力に気づいた瞬間でした。そして明確に沼落ちしたことを自覚した瞬間でもあります。『何やってもかわいいと思い始めたら末期』だと聞いたことがありますがまさにそれ。もうまばたきしてるだけでかわいいもんな。ワイプの存在意義に気づけたのは村上くんのおかげだよ。ありがとう今日もお顔がかわいいね。

 

人生初の関ジャニ∞のコンサートにも行きました。名古屋公演2日目。なんせジャニーズのコンサート自体初めてなもので目も耳も大忙しだったんですがいろいろ引っくるめた上でのコンサート終了後の私の感情は以下の通り。

 

かわっ…かわいいーーーー!!!!なにっ…なんかずっと村上くんがかわいかった…なにあれかわいすぎん????(なぜかキレる)あ~~~あんなかわいくて大丈夫かな?(そして身を案じる)お顔きゅるんきゅるんやし仕草がかわいすぎる…世の中の36歳男性は寝る話をするときお布団かぶって首傾けるジェスチャーはせえへん…根っからのアイドル…すき…スタイル良…脚長…なのにちっちゃい…すき…

 

もうまとまらない。村上くんがかわいすぎるのが悪い。私のオタク度が上がるほど語彙力が失せたということしかお伝えできてない。とにかく村上くんという最高のアイドルに出会えてハッピー!ということです。まだ村上担でないという方は沼に空きがありますので是非こちらの世界へ。グッバイアディオス!!

*1:丸ちゃんやっぱスベるでこれ!

*2:MCで「なんで関西出身やのに大阪出ぇへんねん!俺も関ジャニ見たい!!」と叫んでいた。